マキバオー 週刊31馬〜40馬
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週刊31馬 さきたま杯(3)

今回は最初から最後までガチでレース展開が描かれてます。

バットとの競り合いでハイペース化したレース。
黒船賞の時と全く同じ展開、と嘆く吉田さん。
だがトメさんは冷静だ。
同じではない。ホームで地の利があった黒船賞より明らかに不利。
ただし……

「バットも……バットも前とは違うんだ……ハヤトもな」

能力、技術に上積みは無くともハートが違う!
鍛え方が違う! 精魂が違う! 理想が違う! 決意が違う!(byアシュラマン)
それに賭けるしかないのだ。

徐々に追いついてくるグラインドハウス。このままでは後続馬の思う壺。
たまらずペースを下げるジオーハチマン。
こういう時、アタフタしてるヤツは漫画では勝てないぞハチマン!
バットも少しペースを抑えつつ、トップのまま、直線だ!
グラインドハウス、ジオーハチマンに加えてクインズアメジスト、
そしてカスケード産駒トータルケイオスも来る!
逃げに出たバットはスタミナ切れか、やはりズルズルと後退!
これでは黒船賞の二の舞だ。臍を噛む思いのハヤト。
だが……

「ラストスパートのムチは……まだなのか?」

バットはまだ生きていた!

「こうも簡単に負けを受け入れちまっては…横綱にどやされるぜ」
「そしてこうまで進歩がねえんじゃ 悔し涙も流せねえよ


ラスト100メートル!
次号決着か?
いや、「マキバオー」の直線は長いぞ!もう一週引っ張るかも。
トータルケイオスの動向にも注目だ!
今週も文太は出番無し。もうバットが熱すぎて文太のことを忘れそうだぜ!

先週から思ってましたが、トメさんと吉田さんの掛け合いが
オブさんと若造や、ますだますを思わせるテンポです。
もうダメだ、と喚く吉田さんに「いや…」と冷静に分析するトメさん。
レースになると活き活きしてきますな、オッサンたち。
あと、吉田さんの迷言として「ネガチブ」を挙げときます。
文字にすると余計に笑えるぞ。「ネガチブ」
レース始まって以来、本気でバットの走りに一喜一憂してる吉田さんは
私の中でちょっとずつランクが上がりつつある。


もう一つ気づいたこと……
先々週、競馬場の描写として「住宅地の中に競馬場がある…」
ということを言ってましたが
レース中の背景にも、ちゃんと住宅地が描かれてます。
細かい描写がニクイですな。


週刊32馬 さきたま杯(4)

激闘・さきたま杯!

あと一頭、追い抜けば5着入賞のゴールデンバット!
だがトメさんはまだ騒がない。

「そのあと一頭ってのは…どの馬のことを言ってるんだ?」

格下相手の一頭ではない。全てが格上!ブ厚い中央の壁。
つの丸センセの絵は要所要所でモノ凄い迫力を見せるから侮れない。
この「巨大な中央馬」の描写も力、入ってますねー。


グラインドハウスとトータルケイオスのトップ争いを追うアメジスト、クレイジーサマー
さらにそれを追うバットの姿など彼らの眼中に無い。

「だったらこっちからやつらの視界に飛び込んでやろうぜ」

中央馬の。そして中央競馬ファンの視界に。

「そうだ 関東に名を刻め!! 爪あとを残せ!!」
「やつらの記憶に留まってやれ!」


つの丸節が冴え渡る!
これだ!これが「マキバ(略


そして・・・

一着はカスケード産駒・トータルケイオス!
続いてグラインドハウス!
三着に船橋のアイキュア。
四着争いは……

アメジストとサマーが驚愕の表情で振り返る。
中央の強豪が
土佐の帝王を振り返る!視界に入ったぞバット!

四着は我らがゴールデンバットだ!


会心の笑みを浮かべるハヤトだが……
バットはまだ笑わない。

「見てみな。あっちの地方馬は…オレのはるか先を走って…がっくりうなだれているぜ」

視線の先は敗北を悔やむ船橋のアイキュア。そう、4着は勝ちではない。
善戦したからよかった、では負けを受け入れている負け犬にすぎない。

ずっしり重い横綱雷電の言葉。
やはり週刊24馬の説教は今後の展開を支配する大きな節目だったようです。


まだまだバットの物語はここからだ!
追い抜かれたクインズアメジストあたりが次は絡んでくるのでは?
眼中に無いザコと思っていた男が突然の踏ん張りを見せて自分を打ち負かした。
女王の名を持つこの馬はプライドも高そうだ。きっとリベンジを試みるだろう。

なんとなくロマンスの予感まで感じるのは考えすぎでしょうか
コレが人間同士ならマジメにそういう展開もアリだと思うんですがw


……ホントにバットが主人公でいいんじゃないかね、この漫画。



さて、本筋から離れた場所での今週の見どころは…

やはり強かったカスケードの息子、トータルケイオス。
何気に騎手がニトロの主戦騎手、滝川さんだ。
ニトロの子を滝川の馬が制すとはなかなかドラマチック。
さらに船橋・アイキュアの屋根は、あのアマゾンに乗った正木騎手!
この人も船橋の英雄ですね、きっと。

もう一つ。
バットの4着に落ち着いたフリして感極まってるトメさん。

トメトメ先生、タバコ…逆さだぜ。

あと、吉田さんのニセマキバオースーツが
凄く自然な存在に思えてきた。
ずっとその格好でええよ吉田さん。


週刊33馬 帰ってきたぜ


余計なコトアレコレやってるうちに約一週間遅れのマキバオー感想。

今週はライバル馬との絡みも無く、さっさと高知に帰ってしまいました。
「確かに思い出した」はずのハウスは結局何も無し?
アメジストは〜〜?
まぁ、バットの次走に期待しましょう。

さて、
「賞金は出たけど輸送費は吉田が責任持って払うべき」
と、厳しく指摘するハヤトですが、結局は

「残念会の酒は……おごってもらうでぇ」

の、粋な一言と、飲み会で酔わせたまま置いてけぼりの刑で済ませたようです。
「この辺で許してやろう」って感じでしょうか。

どうやら吉田さんは初期の「イヤなヤツ」から
「ダメだけど憎めないキャラ」に変わりつつあるようです。
これは同時に、身内に敵を求める展開はもう要らない、という方針の現れではないでしょうか。
敵は外のライバルホース達!
悪役・吉田はその役目を終え、コメディリリーフ・吉田へとシフトしていく。
その意味では、吉田さん、お疲れさま、といった感じです。
マキバオースーツは変身の証として装着し続けてくれ!

さて、ところ変わってロングテイルドリーの九州ダービー、
気まぐれタイガーの血を引くタイガーズアイは「また」途中で失速。
ドリーはハグマシャグマを追い詰めるも、2着。

「ゴールがあと10M手前だったら…かわしきれないところだったよ」

と、ドリーの実力を認めるシャグマ。
バット一馬の活躍ではない、高知全体の躍進を目指して……
確実に前進している高知馬の姿が頼もしい。

他の地方ダービーでも、アマゾンはじめとして様々な優勝馬が紹介されていますが…
気になる存在が北海道の
「スターコシャマイン」
スター……
スターツーリストの仔か!?
ちなみにコシャマインは歴史上のアイヌ酋長で、和人に対して反乱を起こしたそうです。
願う再登場。


そして……
ようやく桂浜から戻ってきたマキバオーの脚は……真っ黒!?

微妙に長くなってるし、これは一体!?

………誰か他の馬が来た?
マキバオー急成長……は、無いとして……
かぶりものか何かで変装してるとかの、しょーもないオチを期待して次回に続く!


週刊34馬 帰ってきたマキバオー


文太のフェイントとして登場したスラっとした白馬
あれ、昔たれ蔵が夢で見た「大きくなった自分」の姿にちょっと似てますね。
抱かれたい馬ナンバーワンに輝いてそうです。

と、いうわけで今週のマキバオー。

「とても快適にゃ! こんな感じ生まれて初めてよ〜〜」

文太の脚は完治したようです。
ずっと患ってたモノが完治するって結構感動でしょうね。
私も腰痛と肩こりを治して「こんなの初めて!」と感動してみたいです。

今週の実どころは……
バットやドリーの活躍を聞いた文太と、ハヤトのやり取り。

「オレがいない間に…みんながんばっていたんだにゃ」
「ああ みんなして、おんしの穴をきっちり埋める働きしたぜ」


マキバオーを、ていの良いつっかえ棒にはしない、という気合に支えられたこの言葉。
さりげない台詞ですがイイ台詞です。

そして、今回ピックアップされた馬は
先週、惜しくも2着で九州ダービーを終えたロングテイルドリーのライバル、
マイティガブラ!
チョイ役かと思いきや、ドリーに対するライバル意識とひたむきな向上心が好感度高し。
本馬の台詞は一切なしに、周囲のウワサだけで心情が語られるのも逆に良い!
そしてどうやら黒潮ダービーの有力馬でもあるらしい。
黒潮ダービー編のライバル役はコイツか? もちろん、当のドリーも注目馬だ。

一方、文太の評判は……

「ダービーまであと4日だってのに……」
「一切、調教してないのだから……」

ゲェーーーッ!?
そんなに迫ってたのか黒潮ダービー!
文太が戻ってきた時に「残り二週間をきった」と言ってますから
一週間ちょい、時間がいきなり経過してますね。

記者たちの言うとおりなら、ほとんどぶっつけ本番。
と、なれば作戦やら技術よりも、持って生まれた能力の勝負。
脚部不安を解消して、真の才能を発揮するマキバオーの姿が見られるのか?
あるいは、空白の一週間で秘密特訓をしていたという伏線か?
完治した「脚」
「脚に負担をかけないため」に高知のコーナーは外回りが原則。
この辺がレース展開の鍵になるのではないかと予想。


そして来週は早くも黒潮ダービー開幕!!
…ってハシラには書いてあります。
プレイボーイのハシラ予告は割と当たるので、多分、開幕するんでしょう。

この漫画、進行が遅めだとばかり思ってましたが、今回はスピーディですね。
そういえば、単行本で一気読みした時も、意外と展開が速くて驚いた記憶が。
第一巻で黒船賞と文太の初勝利まで網羅してましたし。
毎週、待ってるから遅く感じるだけで、それほど展開は遅くなかったのかな?


週刊35馬 イレコミ


GONGのマキバオー!
↑マキバオーファンなら一度は見とけ、ってMAD。
ニコニコ見られない人はこっちをどうぞ。
コメント有り、コメント無し、両方で見て欲しい!
熱すぎるぜマキバオーは!

さて!気合が入ったところで今週の「たいようのマキバオー」
空白の一週間、調教は全くしていないことが明言されました。
しかし勝算はある、とトメさん。

「このレースに勝たせるように仕上げてきましたから」

トメさんの秘策はいかに!?
やはり桂浜でのリハビリが深い砂を走るトレーニングを兼ねていた、とかそういう展開か?

一方イレコミすぎのマキバオー。
実質的なデビュー戦とはいえ、明らかにかかってます。
そういえばミドリマキバオーもデビューではいれこんでましたね。
まぁあれはヒゲのせいですけど。
なだめるハヤトは「このレースが全てじゃない」と、ややクールなコメント。
落ち着かせるためとはいえ、ちょっと意外でした。
てっきりハヤトも熱くなってるもんだとばっかり……

興奮したマキバオーもなんとかゲートに入り、黒潮ダービー、出走!

序盤のレース展開を横長のコマで描き、あわせて実況でレース状況をナレーション。
この構図はわかりやすくて良い感じ。
マイティガブラは大逃げの体勢、ドリー、ビッグデデの有力馬が中間から
はちきんシャルロット(久しぶりだ)は後方からじっくり狙う。
そしてマキバオーは……
ドリーと並んで最前列!

よく見ると横長のコマ、ガブラの影に隠れてマキバオーの短い脚が確かに見えます。
やはり熱くなりすぎのマキバオーですが……。
トメさんにとっては予想通りの展開。

「今 あいつの力となるのは思いのままに走りたいという気持ち」
「3年もの間、溜め込んだ思いだ」
「三年分の…走れなかった悔しい思いを走る喜びに変え…今こそ…」

「今こそ走れぇ!!」


走れ!走れ!マキバオー!
本命穴馬かきわけて!!

「もう誰も誰もお前を止めやしないし止めさせん」
「行けぇマキバオー」


熱いぜトメさん!
バットの時に引き続き、作戦より気持ちを重視だ今回も!
もう止められない、止まらな……

「止まれ〜〜〜〜!」
ええええええええええええええ!?

「ハヤト止めろ――!」
ええええええええええええええ!?

隣で見てる人もビックリだ!!
トメさんは何に気づいたのか!?
暴走してることに気づいてなかったハズもないし……むしろそれでいいと言ってたハズ。
実はまだ脚の調子がおかしいとか?

いや…
これは砂の深いインをあえてつく作戦のために、
カーブ前でスピードを落とせという意味だと予想してみましょう。
曲がりきれないほど加速してたのが予想外だった、ということで。

でも私の予想は滅多に当たらないからなぁ。


あと、トメさんの隣にいる人って誰だっけ? 谷さん?


週刊36馬 ノーマーク

「ハヤト! マキバオーを抑えんか!」

叫ぶトメさん。
色々深読みしてましたが、普通にオーバーペースを気にしてる模様。
じゃあ先週の熱い台詞は何だったんだよ!?
というかあの時点で暴走に気づいてなかったのかトメさん!
なんかトメさんの株が大暴落だ。隣で見てる人も困った顔してます。

ハヤトはどうせ抑えても聞かないと判断。そのまま走らせる。

「力を抑えてつぶれるより、力を出しつくしてつぶれた方がえいからな」

どうやら本当に作戦は何も無いらしいです。
インをつくとか桂浜の砂地を生かすとか色々予想しましたが大ハズレでした。
一方ガブラは残り500Mまで10馬身差をキープする作戦を明かす。

「狙い通りだぜ」
あいつは来ねえ…あいつらは来れねえのさ」


"あいつ"とはドリー。焦って追い上げれば自滅すると警戒して動かない。
"あいつら"とはその他の馬。ドリーの動向を意識してペースアップできない。
この作戦、やっぱり騎手じゃなくて馬が考えたんでしょうね。
やたら頭のいい馬たちの頭脳戦。これが「マキバオー」のレースだ。

ドリーを気にしすぎて牽制しあう後続馬を尻目に、楽々と逃げていくドリー。
以前ガブラがドリーを破ったのもそんなレースだったらしい。

「ノーマークのガブラは怖いですよ」

隣の人、大いに語る!
ところでアンタ誰だっけ? 谷さん?

逃げ馬で策士というとワクチンを髣髴とさせますな。

策が効を奏し、残り400Mまで「10馬身」を保つことに成功するガブラ。
ここでロングテイルドリーがペースを上げる。
もうとっくに安全圏、と勝利を確信するガブラだが……


「確かにこの差であいつに独走させたら勝ち目はねえな」

「だが今回は」

「独走ではない」



真の策士はドリーだった!
併走するマキバオーに、知らぬ間に追い立てられていたガブラ!完全に失速。

おおおおおおお! やるじゃないかドリー!
九州ダービー2着は伊達じゃない!

そしてガブラと同じペースで飛ばしていたマキバオーの運命は?

…なんか今回もマキバオーはかき回しただけでレースの主役になりきれてないような。
完全にガブラとドリーが主役の展開。
まぁ、真の主役はゴールを通過した時に決まるということですかね。
ミドリマキバオーもレースを自ら作るタイプじゃありませんでしたし。


週刊37馬 直線の攻防



月曜祝日でプレイボーイが土曜発売だってことを
すっかり忘れてたァーーーーーーーッ!

というわけで大慌てで今週のマキバオー。

「ガブラ潰しの大役、ご苦労だったな!」

マキバオーに襲い掛かる後続馬。
地味な存在だったビッグデデ、そして一番人気ロングテイルドリー。
ドリーとマキバオーは馬も騎手も同期だそうです。
今は名無しのこの騎手も、いずれクローズアップされるんでしょうか。

というか同じ3歳馬のレースに出てるからには、確かにドリーとマキバオー、同期なんでしょうけど
どう見てもそうは見えないですね、外見上……
同じ体型のミドリマキバオーはライバル達と同等の風格があったんですが、
文太とドリーだと子供と大人です。
この違いは何!?

その疑問に答えるのは我らが横綱、雷電!
残念だが、こいつはムリだろう、とレース展開を予言!

「あいつはまだまだ子供だ…始めて会った時とかわってねえ」
「他の馬のようなプロの走りとは違う」


キーとなるキャラクターに敗北を予言された文太!
確かにミドリマキバオーと比べても文太の表情は幼い。
負ける悔しさ、走れない悔しさを認識して一皮向けたかと思いましたが
まだプロとしては未熟らしいです。
ミドリマキバオーはミドリコとの別れ、カスケードへの敗北…と、
かなり早い時期でプロの洗礼浴びてますからね。
やはり育ちの違いというやつでしょう。

さてレース展開!
マキバオーを悠々追い抜いていくかに思えたドリーたちだが…

「どうしたドリー どうしたデデ! かわせないのか かわさないのか!」
「デデの脚にキレがない! ドリーの脚にキレがない!」
「これはガブラの呪いなのか!」


しっかり効いていたガブラのペース撹乱。
おいおい
見抜いてたんじゃないのかドリー!
ドリーの株、ワンランクダウン!
このまま棚ボタ的にマキバオーか?

「いや!」

「ガブラの呪縛を逃れた馬が一頭!」


ドリー? やっぱりドリーか!?






「その名ははちきんシャルロットーーー!!」



ゲェーーーーーーーーーーッ!



つの丸最高だよオイ!
ここでシャルロットとは。
「はちきん」という個性的なニックネームで存在感を示しつつ、
走りの内容には全く触れず、その立ち位置を隠しておいたシャルロット。
ここで来るか!

思えばマキバオー内では、牝馬の活躍は久しぶりだ。
アンカルジアもスナッズも、牡馬と一緒に走って勝ったためしがない。
ここで初勝利か!?
現実世界でダービーを制した牝馬、ウオッカは有馬で惨敗のようですが…
シャルロットはどうだ?
次回に続く!


週刊38馬 決着! 黒潮ダービー


シャルロットの鬼脚が! ドリーの二の脚が!
マキバオーに襲い掛かる!

と、いうわけで新年、初のマキバオー。
昨年のラストを引っ張ったシャルロットの走りはどうか?
実況も相変わらず冴えてるぞ!

「目指すは先頭2頭のさらに先! 高知3歳の頂点!」
「男も女も関係ない! 高知の世代最強の称号だ!!」


うーん、キレのいい喋りだ。
マキバオーの魅力の1/3ぐらいは、実は実況にあるんですよねえ。

「そして若き最強レディをエスコートするのはもちろん、この男!」
「ジェントル谷!」

ジェントル谷
谷さん超紳士!!
っていうかシャルロットの騎手だったのか谷さん。
じゃあトメさんの隣の人って誰だろ。脇役の人?

シャルロットに声をかけながら間合いをつめる谷さん!
山中馬之助みたいでいい感じだ。
そしてシャルロットは一気に……




追いつけない!!




あれっ?


年をまたいで引っ張ったシャルロットがまさかの失速!?
いや、失速はしていない。だが追いつけない。
つまり……

ドリーは、そしてマキバオーは失速していないということ!



そしてマキバオー、なんとそのまま黒潮ダービーを制覇!!




なななななななんだってーーーーー!?
なんか、わからないまま制覇しちゃった感のあるこのレース。
実況の台詞がこの結果を言い表してますね。

「説明がつかない!」
「いや説明などいらぬ。 理由など必要ない」

「ただ事実がここにある」




まさにそんな結果でした。

ドリーも言うように、ノーマークとはいえ、準備不足で挑んだマキバオー。
並々ならぬ素質を、まずは見せ付けてくれましたが……
雷電の言う、「まだ甘い。まだ子供」という台詞は少し気になるところですね。
表情を見ても、ミドリマキバオーのような心強い面構えではなく、
まだ無邪気な子供のような顔ですし。

黒潮菊花賞の名前も出ていますが、
その前に、素質だけでは勝てないライバル馬との対決が待っていることでしょう。
ようやくアマゾンスピリットが出てくるか!?
そちらに注意をひきつけておいて、忘れた頃にドリーの逆襲を描いてくれると嬉しい。

もう一つ、
この漫画は第一話にダービーを持ってきて、
その二ヶ月前……ということでヒノデマキバオーの活躍を描いてるんですが
そろそろダービーの時期、つまり第一話の時間に迫りつつあります。
ここで
第一話とのリンクもあるのでは?

まさかダービー制してキリがいいからここで打ち切り、とか……
そんなことはないよね……?


週刊39馬 上京物語


先週、「そろそろ第一話の、ダービーの時期に迫りつつある」
なんてアホなことを書いてしまいましたが

改めて調べてみると
黒潮ダービーの時点で日本ダービーは終了してますね。
とっくに第一話の時期を追い越してたようです。
ごめんね。競馬初心者でごめんね。

さて、
黒潮ダービーを制したものの、各新聞でのマキバオー人気はイマイチ。
その理由は……

吉田さん、不在!


って
おいいいいいいいいい!!
最近登場しないなーって、思ったら
酔いつぶれたのを置いてったまま
行方不明だったのかよ!
探してやれよ誰か!!
しかも偶然とはいえ、財布までハヤトに奪われていたことが判明。
マジで死ねる条件そろってませんか!?

最悪の事態を想像してうろたえるハヤトの元に届いたのは

吉田さんの遺言状!

……ではなく、東京に来てくれ、と言う招待状とチケット。

何故帰ってこずに、わざわざチケットを送るのか?
それは東京で見せたいものがあるからだろう、とトメさん。

ジャパンダートダービー

これを見せたいがために呼びつけたらしい。
有力馬の中にマキバオーのライバル馬でも見つけたか!?
そして、そもそも、この如才の無さは
本当に吉田さんなのか!?

無一文で置いてけぼりにされて、こんなタフな行動を起こせる人だっけ?
偶然知り合った誰かの差し金で動いてるのでは?
それとも、本当に「出来る人」だったのか!?

東京へ向かう隼人、トメさん、雷電、マキバオー。
マキバオーは伝統の「ぬいぐるみのフリ」を披露だ!
マキバオーを連れて行くための「いい方法を知ってる」とハヤトが言ってますが
例の管助の自伝に載ってたんでしょうね、ぬいぐるみ作戦。

そしてトメさん、雷電とはぐれ、
モンモンモンに出てきた人に良く似た運転手のタクシーに乗り、
やってきたのは

東京競馬場


あまりにゴージャスなその建物に、
「こんな競馬場があるか! 騙したな!」
と激怒するザ・オノボリサン。色々と間違ってるぞハヤト!

……と、いうわけで……
競馬をあまり知らない私はイマイチ、理解できなかったんですが
調べてみると、東京競馬場ってのはコレですね。
写真とか見てると、何かの展覧会みたいにゴージャスです。

そして……

ジャパンダートダービーの舞台は

大井競馬場!


東京の競馬場だからって東京競馬場じゃないんだよハヤト!
って、まぁ。
関東圏に住んでて今日まで知らなかった私がハヤトをバカにはできないんですが。

そんなわけで激怒するハヤトにつきとばされ、振り返ったオッサンの顔は……


しまじま〜〜〜〜〜〜!!



えいやぁああああああああ!!!
(↑雄たけんでおります)


ついに第一話の展開とリンクしていくのか「たいようのマキバオー」
そして吉田さんは!?

次回、急展開があったらいいなあ!


週刊40馬 あんた、何者?


急展開来たぁッ!!

と、いうわけでかなり遅れましたが今週のマキバオーです。
しまじまさんと知り合ったハヤト&ヒノデマキバオー。
どしまじまさんの名前は例の自伝に書いてあったそうです。割と有名人?
因みにジャパンダートダービーはアマゾンスピリットが出走だそうです。
アマゾンはダートに強かったはずだから、きっとスピリットも強いんでしょう。

本日の最終レース、七夕賞に有り金全部(6000円)賭けるしまじま。
買った馬券はD-K
大穴一点買いで当たるはずが無い、とハヤトですが……

「なに……奇跡は起こるのさ。」
「この数字は奇跡の数字なんだ……」


そう、忘れもしない。
同着となったマキバオーとカスケードのダービーだ!
……と、思って読んでたんですが
今、調べたらダービーはB-Kでした。っつーか忘れてるじゃん自分。

「たのんます! 親分さん!!!」

二つのダービーを一度に取った最高のジョッキー
誰にも超えられない大記録を持つ伝説の男、チュウ兵衛親分


……久しぶりだよ親分の名前も……!
でもD-Kってダービーの番号じゃないんだよな……
何だろう……? 他のGIレースでたれ蔵がつけていた番号でもないし……
ミドリマキバオーのデビュー戦とかかな?
えぇい、初期の単行本が行方不明で確認できん!

……というかさ。
仮にも元プロの競馬記者が神頼みってどうよ?
いや、それだけ文太に会えたのが嬉しいんでしょうけど。

チュウ兵衛親分のお導きか、見事万馬券を当てたしまじま

「こいつは偶然じゃねえ……奇跡なんかでもねえ」
「こいつは神の意志だ」


なんか神がかってきてるぞしまじま!
そしてしまじまはその金でハヤトと文太を北海道につれていくと言い出す。

「七夕賞でこの大金を私に預けたんだ」
「誰かと誰かを引き合わせることがきっと神の意志なんだよ」


そう、マキバオーのルーツ、みどり牧場へ!
そして……











アマゾンスピリットはまた放置か!!



イヤ、そろそろライバル馬との絡みが欲しいんですけどね。
ライバル不在で文太のモチベーションがイマイチ上がってませんし。
みどり牧場での展開自体は楽しみなんですが。

しまじまは果たして、誰と引き合わせてくれるのか。
たれ蔵? マキバコ? ミドリコか?
おぶ兄弟と若造さんは出てくるんでしょうけど。
と、いうか若造さんはもう若造じゃないんだよな……