マキバオー 週刊51馬〜60馬

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週刊51馬〜60馬 最新

週刊51馬 チャンピオンて…

叫ぶ! 吉田さん!!

「金やろ! おぉう!? どうせ銭やろが!!」

怪我で引退? っつーか死んだか!?
と、一部の穿った見方をする読者(主に私)に心配を掛けまくったドリーですが
フタを開けてみれば答えは移籍
活躍が認められ、オーナーの意向で兵庫に転厩だそうです。世の中ゼニや〜。

せっかく地方馬が実力をつけ、結果を出しても
当の本人が高知から去ってしまっては高知競馬の未来には繋がらない。
野球のFAと同じようなもの、とはいえ
「地方在籍のまま中央制覇」を目指したアマゾンのことを考えると
なんとも寂しい話ですなぁ。(兵庫も地方ですが)
久しぶりに「地方の実情」というテーマが復活してきました。

マキバオーvsドリーで高知を盛り上げようとしていた吉田さんも大激怒。
マキバオーもいずれ移籍するのでは…との質問にはタジタジとなりますが……
マキバオーらの前ではいつものニヤニヤ顔に切り替えるあたり、さすがの百面相。

「高知競馬はエースを失ってなんかいないんだよ!」
「だって高知のエースは……ヒノデマキバオーなんですからね」


おだてられてスッカリその気になる文太。
ドリーごときより、さらに上を見なければ、と強気の姿勢で上手くノセておいて、
裏ではトメさんと秘密の交渉。
こういう展開になるとホント吉田さん輝いてるわ。

文太の手前ああいったものの、やはり高知としてドリーを失ったのは痛手だと明かし
マキバオーの経験・評価を重ねるためにも毎週レースを走って欲しいと要求。

おーーい、毎週って……そりゃ、また初期のジレンマに逆戻りじゃないのさ……
まぁあくまで九州遠征までの間、という期間限定ですが。

もしそこで負けるようならその程度の馬、とらしくもない厳しい発言をしてくれますが
直後に表情が一変!


「大丈夫 勝ちますよ」


悪い顔きたーーーーーー!!

「中央への挑戦」に物語が移行して「悪役」としてはお役ゴメンになったかに見えた吉田さん。
ここで久々に悪い顔だーーーー!!

単なるアテもない自信か、何か八百長めいたことでもたくらんでいるのか。

ドリーへの激怒に始まりマキバオーの移籍説に冷や汗、
かと思えば営業スマイルに切り替えつつ攻めの思考でハヤトらを煽り
かつ裏では悪い顔
今週は吉田さんの表情を見てるだけで楽しめます。
ホント輝いてるよ吉田さん!この漫画の主役って吉田さん?
吉田さんが話に絡むたびに次回の展開が不安になります。

「あんたの保証が一番怖いんだけどね」

とはトメさんの弁。その通りだ!

そして迎えたマキバオーの次のレース。
他に有力馬もなく、下馬評から言えば楽勝ですが……

この展開は負けフラグ!?
競馬新聞に載ってるサンダーシュートって名前の馬が気になりますなぁ。
ベアナックルの兄、サンダーボルトと似た名前ですし。
もしや青葉賞再びか!?


週刊52馬 絶好調!

「実績や経験に裏打ちされとらん自信 過信にすぎん」

マキバオーの自信過剰をそう断言するトメさん。
ジャパンダートダービーでさえ「出れば勝てた」と悔しがる文太を冷静に分析してます。
だからこそ、勝つことで過信の裏打ちをしなければならない。
それがこのレースだ!

つまり
かませ犬と戦わせてハクと自信をつけさせようという魂胆ですが
そのかませ犬である雷電は何やら思うところがある模様。
自身の経験から何か嫌な予感でも感じたか?

一方レースの方はマキバオーの圧勝。サンダーシュートのサの字もありません。

続く次走は古馬との対戦。
相手は中央3勝の実績馬、サンダーバイパー!
……またサンダーですか?

格上に挑戦するのは話が違う!と慌てるトメさんですが
そこは吉田さん。ちゃんと策があります。

高知の生きる伝説、サンダーバイパー
当年とって16歳!

……爺さんです。
他の馬も10歳を超える年寄りばかり。
当然のように勝利。
そんな相手でも「古馬相手に完勝」という事実は事実。

「立派な実績ですよ。うひはっ

嬉しそうだぜ吉田さん!
うひはっ!
こういう小細工をさせたら彼に適う者はいないね!

実績と自信をつけたところで九州へ、全国へ殴り込みだ!
……とのことですが、この「作られた自身」が本番で通じるはずもないでしょうから
九州でマキバオーを打ち砕く新たなライバルの登場を期待する!

サンダー○○が2頭続いたところで次走が
九州なら、もう間違いない
肥前の熊よ、お前の出番!

……だといいなぁ。