フォトストーリー
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 GM vs ザク
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楽屋裏



こちらのコーナーは、フォトストーリーの楽屋裏です。
使用した写真一枚一枚についての解説を行っています。
まずは本編を読んでから、こちらのコーナーをどうぞ。




戦闘機とザクの戦いです。
モビルスーツが開発されるまでの連邦軍の戦い。ザクの脅威…
といったものを描いておきたかったため、GM vs ザクというタイトルながら、
前半をこのシチュエーションで撮ってみました。

なお、戦闘機は実在したアメリカの戦闘機の模型を使用しています。
100円程度で手に入るモノだったのですが、すみいれをすると意外と格好良く化けてくれました。
本当はフライ・マンタあたりが手に入ればよかったのですが、ガレージキットしか見当たらないので…



隊長機が撃墜され、主人公機が敵と向き合うシーン。
撃墜された機体をもう少しキチンと描ければよかったのですが
技術が無いので姿勢を変えたのみです。
背景がモザイク風になっている場所は、背景用の新聞紙が途中で途切れたための処置…



無造作に戦闘機を手で振り払うザク。
実際にこんなまねが出来たかどうかは兎も角
戦闘機乗りから見たザクの怪物的恐怖を表現するため、このシーンを入れました。




手ブレです。
もう、完膚なきまでに手ブレです。
しかし使えるものは何でも使う主義なので、
激突のショックで揺れ動く視界として使用しました。



二つ前の写真と、基本的には同じシーンなのですが
一つ前のブレた写真とあわせると、突然静止したように見えるのが狙いです。



走馬灯です。今までの5枚を切り貼りしました。
モビルスーツが登場しないモノローグのシーンは写真に苦労し
文章で補おうとした結果、ここから先、文章が非常に多くなっています。




GMです。整列しています。
白い機体は光を反射しやすいためか、どうしてもフラッシュのたきすぎになってしまうのが悩みの種。
スミ入れや汚し部分が真っ白になるのは悲しいっす。
撮影技術も磨かねば……



GM、機動。
ちなみに右がギャラリーの3機目のGM。左は1機目のGMに汚し塗装を加えたものです。
このあたりから、モビルスーツにも姿勢制御用のスタンドを多用しています。
GMは結構倒れやすいですから、ポーズをとらせるにはこれのお世話になりますね。
いわば黒子。



ザクに照準を合わせるシーン。ロックオンサイトを図形で書き加えてみました。
たまにはこう言う反則も……



突撃するGMと、上からマシンガンを撃つザクです。
ザクのほう、後ろに飛びのいたシーンを作ったつもりだったのですが
今見ると、上から降下してきたような姿勢になってますね。



ザクに撃たれて吹っ飛ぶGM。
これも見ようによってはGMが上から降りてきたように見えますね。



実は最初に撮った写真。ややボケていますが
左にバーニアで移動し、ザクのマシンガンかわしながらビームスプレーガンを構えるGMです。
ゲーム「連邦vsジオン」なんかのワンシーンを髣髴とさせる絵になっていれば良いなあ。



で、上の画像のGMを正面から捉えた写真。
GMも随分格好良くなったものだ…と、思ってしまうフォルムです。
バズーカが背中にあると、急にヒーロー体型になりますね。

ところで、本編とおしてビームスプレーガンが『ビーム・スプレイ・ガン』と表記されていますが
これは特に意味はありません。
なんとなく目新しいことをしてみたくて最初に普通と違う表記で記述してみたのですが
それが命取りで、表記の統一性の問題からその後全ての場所で『スプレイ』と記述することに…
教訓、後先のことは良く考えましょう。




うろたえるザク。
何枚か取り直したのですが、うろたえた表情を再現するのはなかなかむずかしいですね。




そしてビームサーベルで斬りかかるGM。
たくましい背中です。
ところで、これくらい暗くしないと汚し塗装が目立たないというのは少々問題?



上の写真を正面から見た図。本編では使用しませんでした。
写真が惜しいのでここで公開。





グサーーッ!突き刺すGM。
ザクの表情がなんとなく虚ろです。
フラッシュの所為でGMがぼやけているのが残念。



ザクの遺体(?)です。切断されたはずの動力パイプとかは気にしないでください。

ところでこのシリーズ全体を通して、今気づいたことですが……
ザクマシンガンが間違ってるんですよね〜。しかも激しく。
いまさら撮りなおす気力もありませんが……
教訓。皆様、撮影の前に機体の確認を怠らぬよう……

と、いうわけでこの項、了