第4話
〜哀愁の若島津〜

 

サウジアラビアです。
保が言うには、ここのディフェンスは分かっていても対処のしようがないそうです。
なんとかなるさ、と楽天的な日本チームの前に現れたのは

???
「私たちの戦術をよく研究されてきたようですね」

ターバンを巻いてるので現地人だと思います。
って言うかマーク・オワイランですが。

マーク
「アッサラーム・アライクム
 私はマーク。
サウジアラビアのキャプテンです」

アッサラーム・アライクム

異国情緒たっぷりですね。ところで何語で喋ってるのかな?
ガモウ監督が言うには彼は「王子」だろうですが

マーク
「フィールドに立てばただの1選手です。
余計な気遣いはご無用ですよ、ミスター・ガモウ

ご無用ですよ、ミスター・ガモウ

ミスター・ガモウは彼が自分の名前を知っていたことに驚いています。

マーク
「貴方がたのことはよく知っていますよ。
そちらがツバサ・オオゾラ君。そしてキミは井出保君だろう」

「選手や監督だけではなく、それ以外のメンバーの名前まで……」

暇人決定ですな。
さすが王子。生活苦なんて言葉とは無縁でしょう。
エスパダスと対面してもらいたいものですね。

さらにマークは
サウジのディフェンスは相手の動きを予測して行うものなので簡単には破れないと宣言。

ガモウ
「予測があなたの戦術ですか。
それは結構だが、守っているだけじゃあ
サッカーは勝てねえってことも
わかってるんでしょうな?」
マーク
「フフ……心配はご無用。
僕には魔人がついている……
伝説の、ランプの魔人がね……」

ランプの魔人!
アラビアンナイトですか。アラジンですか。

ドシン……ドシン……
画面を揺らして奴が来る!
魔人ランプ・ランプもといバルカン!

マーク
「バルカン、彼等に宣言をして差し上げろ」

宣言をして差し上げろ

バルカン
「アイアイサー・マーク」

アイアイサー・マーク

なんか独特のリズムで喋るんですな、この国の人たちは。
バルカンは3つの願いになぞらえて3得点を宣言。
3点あれば勝てるそうです。

さて、サウジアラビア人はここで退場。
次は恒例の日本人登場。

現れたのは……若島津!
若林より弱いといわれたから敵になるそうです。


「それは違う! レギュラーとかサブとかそういうことは関係ない。
俺たちが全員で頑張ることに意味があるんじゃないか!」

よく言うよ

若島津
「俺は日本の正ゴールキーパーの座にこだわるんだ!
それに俺は気付いてしまったんだ」

何に?

若島津
「日向キャプテンが俺を若林より格下だと思っていることに」

気付くの遅いよ

若島津
「日向小次郎! あんたを倒して俺が若林に劣らないことを証明してみせる!」
日向
「しかたねえ。体で教えてやる。
やろうぜ、若島津」

サウジの鉄壁の守備にくわえて若島津とは、極悪ですな。

さらに若島津のほかにも日本人が。


「あ、あの……」

太陽王子、ついに登場!


「翼さんは俺の尊敬する人です」

とか、言われてまんざらでもない翼。
しかし原作では描かれなかった翼vs葵の似たキャラ同士の対決はなかなか……
まあ、イベントはないんでしょうけど。

さらに新田も登場。
主力クラスが3人も登場して、なかなか豪華な試合になりそうです。


試合開始

魔人バルカンは前半出場無し。
暇人マークはちゃんと出場してます。


「まずは”見”に出るか……」

一生見物してやがれ。
ガッツポイントシステムの関係で、『前半温存』には全く意味がないです。

前回の試合で発生条件を完全に把握した『三杉のオーバーラップ』
翼がボールをもって上がれば発生するわけですから
序盤から翼にボールを持たせ、ドリブルで突破させます。
ちょうどキャプテンコマンドで三杉のガッツも回復できました。
オーバーラップが発動し、ドライブシュートで1点。
若島津君、君、二軍ね。

その後、今後はマークがオーバーラップしてドライブシュートで1点奪っていきました。
まさに目には目をといった感じ。
で、こっちは目には目をには目をということで再び三杉で1点。
2−1で折り返す。
若島津君、君、二軍ね。

後半、サウジは魔人を投入。
しかし……
だからどうしたという感じの攻撃。
こちらは日向の雷獣シュートで追加点。
若島津、君、二軍ね。

ちなみに雷獣シュートはガッツを全て使い切る大技。
そうちょくちょくは使えない。

さらに追加点を狙おうと攻めあがるが……
ここでサウジアラビアのアリ地獄ディフェンスが発動!
ボールが押し戻されます。ドリブルで突破しろよ。

これが2回ほどあって、追加点ならず。
しかしここで試合終了。
3−1で勝利。

バルカンよ、お前無得点だったな。
そして葵、新田、若島津。
お前等帰っていいよ。


試合後

ここには更生させるべき男はいないのでさわやかに終わります。
マークは自分の身分に息苦しさを覚えた頃に
フィールドにたてば身分など関係ないサッカーに感動したそうです。
そしてバルカン

バルカン
「これじゃあ嘘つき魔人になっちゃうよ〜」

ああそうだよ。大嘘つきだよ無得点男。
1得点したマークはともかくこいつはただのザコでした。

さて、おなじみ日本勢。

若島津
「俺は……日向キャプテンに捨てられたくなかったのかもしれない。
あんたに不必要だといわれるのが怖かったんだ」

痴情のもつれって奴ですか?
いけないお姉様方大喜びの台詞ですな。

日向
「若島津、お前に言っておくことがある」

「お前、使えねえよ」

日向
「お前が必要なんだ」

プロポーズのお言葉ですか?(死ね)

日向に口説かれて若島津はあっさりチームに戻りました。
森崎君お疲れ様。

葵と新田もチームに合流。
随分戦力がアップしましたね。

現在のスタメン

新田 日向

立花 翼 葵 立花

赤井 三杉

石崎    早田

若島津

さて、次はまた二つの国から選ぶらしいです。
ウルグアイとスウェーデン
ビクトリーノファンのハルベルトは速攻でウルグアイに決定。
さっさと行きましょうか。


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