ちまジム物語　 -後編-

前回までのあらすじ 仮面ライダースーパー1をモチーフに、ちまジムの塗装を開始。 マスキングゾルを使った塗り分けは、果たして上手くいくのだろうか？

塗装手術のため、麻酔で寝てます 　さて、とりあえず黒スプレーを吹きまして…… 　………… 　乾いた頃なので更にマスキングゾルで黒い部分を隠し、仕上げの銀スプレーを吹くぞ　 　あっ！ 　（あっ！？） 　い、いやコレは致命的じゃないぞ。そのために銀を後から吹いたんだしな 　適当なもので黒を塗りなおせばOKですね。銀より黒の方が色が強い。 　そうそう…… ** おおっと！** 　（おおっと！？） 　ま、まあコレはアリなんじゃないでしょうか 　そうだな。そういうことにしよう 　（そういうことにされた！？） 　さて、乾いたのでマスキングゾルをはがして……　あっちゃ〜〜 　（あっちゃ〜！？） 　……筆ペンとマーカーだ。銀マーカーあっただろ。取り繕うぞ 　隊長！ 塗りにムラが！ 　気にするな！ （気にされてない！？） 　………………… 　………………… （…………………！？） 　時間は無いですね 　そうだな。締め切り近いし （妥協してる！？） 　………起きろ、ちまジムくん！ 新しい目覚めだ！ （不安すぎ………）

ドーー ーーン 詳細は　おかさんの主催するPROJECT RGMへGOだ！

オメデトウ！　完成オメデトウ！ 　オメデトウ！　オメデトウ！ 　いや、あの、ぶっちゃけ…… 　オメデトウ！　完成オメデトウ！ 　オメデトウ！　オメデトウ！ 　…………ぶっちゃけ、どれだけミスしたんです？ 　………そーゆーネガティブなことに関心を持つのはあまり感心しないぞ 　寝てる間に不吉な会話がたくさん聞こえてきたんですけど！？ 　気にするな！ 　気になります！！ 　まあ……つまりマスキングが上手くいかず、イロイロはみ出たりしてまして 　仕方が無いからマーカーで直に塗ったら、さらに別の方向にはみ出したりしまして 　それを取り繕うために更にマーカーで塗りまして 　更にはみ出したりしまして 　………大体の事情はわかりました。 　わかってくれたか！　つまり………

だってそうだろ。マスキングゾルがちゃんと塗りワケに貢献していればだな 　こんなことにはならなかったハズだ。 　確かに期待していたほどの効果はありませんでしたが…… 　一言言わせて貰います……… 　うわっ、ゾルが喋った！ 　確かに今回塗り分けには失敗しましたがね…… 　もともとゾルの塗り方が雑でテキトーだったのが最大の原因なんですよ。 　嗚呼ッ！　本当のことを！ 　今まで使ったことのない道具を使えば 　 　何か劇的な効果が働いて楽に上手く塗れるとか… 　 　そーゆー都合の良いこと考えてませんでしたか？ 　か、核心だ！ 　核心を突かれた！！ 　道具には使い方があるんです。 　使い方もキチンと理解せずに楽が出来るなんて……

さて、謝罪も済んだことだし 　ことだし？ 　もう少しチャレンジしてみるとしよう 　（不安な予感） 　仮面ライダースーパー1をモチーフにするからには… 　するからには？ 　やはりカメラアイじゃないだろうと 　…って、ことは…？ 　手を加えてみよーーー！！

なんかもう、だからどうしたって感じですね。 　ちょっと汚れが激しくなった気もする。 　手直しというのはたいてい、そういうものですね。 　そこで別の方向から攻めてみよう 　まだ何かやる気ですか？ 　正直、ここらでやめておいた方が……。 　いいや、2画像ほどやる！ 　まあ、お任せしますけど 　…………

ちなみにジムライのところでも紹介した「源平絵巻」で当たったカブトを使ってみた。 　サイズが合っていないが…… 　はあ…………そうですか 　そして武者といえば当然…… 　オチが読めた。

これはBB戦士の皇騎士ガンダムの兜だ。 　ただ、着色もしていないしシールも張ってないが。 　今の若い人にわかるんですか。皇騎士ガンダム。 　わからなければコレでも読んでもらおう 　ますますわからなくなる可能性が高い。 　しかし、やっぱりサイズがあってませんね。 　うむ。SDは顔だけは大きいからな。　 　つまるところ…… 　つまるところ？

これが正しい姿だ！！

なんで私なんですか！　自分でかぶりなさい！ 　かぶろうと思ったらアンテナが引っかかったのだ馬鹿者。 　かぶろうと思ってたんですね…… 　こんなオチでいいんだろうか…… -了-