ドム
(シルバー)

- 宇宙要塞ソロモン -

 銀色のリックドムがジャイアント・バズを構える。モノアイがターゲットを確認し、鈍い光を放った。見慣れた視界。パズトニー少佐は満足げにうなずいた。
 調子は良い。
 既に連邦艦隊はルナツーを発進した。放たれた矢がこのソロモンに突き刺さるのもそう遠くは無いだろう。
 
「なあに、素人と試作品の寄せ集めよ」

 豪快に笑い飛ばして士気を鼓舞する。心なしか、新顔が増えた。
 この訓練場も、数日中には戦場と呼ばれることだろう……

 銀ドムです。
 一応、オリジナルカラーですが、どこかで見たような色ですね。
 
 今回初めてシルバーを使ってみたのですが、
 適当に吹くだけで割といい色になってくれました。
 今となっては間接部分を塗装しなかったのが悔やまれる…

 ちなみに管理人はGM贔屓ですが、ジオン系ではドム系が贔屓だったりします。


- ア・バオア・クー -

 カッ…!
 パズトニー少佐の頭上が輝いた。
 連邦軍のモビルスーツ! 蛇のようにうねりながらア・バオア・クーを泳ぐその機体はすれ違いざまにザクをまた一機落とした。

「ラマザッ!!」

 思わず叫び声がもれる。通信に返答は無い。
 連邦兵がまた獲物を探し始める。青いモビルスーツがバイザーごしにターゲットを追いかける。
 たった一機の敵兵が、部下たちを光に変えていく……。まだ若い、学徒たちが散っていくさまをモノアイは冷徹に映し出した。
 ヒート・サーベルに手をかける。。
 パズトニーはモビルスーツのコンピュータほど、冷徹な男ではない。一気に引き抜くとサーベルが青白く光を放った。

「…ニュータイプめ!」

 銀色のドムが宇宙を睨みつけた。
 サーベルを構えたドムです。
 ドムのサーベル、発熱すると青く光るんですが、適当なモノが無かったので
 緑色のビームサーベルで代用しました。
 左手のポーズがポイント(笑) 人型なのでどうしても擬人化が進みます。



- ア・バオア・クー -

 深遠の黒を背負い、リック・ドムが飛翔を始める。
 赤いモノアイが睨みつける、ターゲットは青いモビルスーツ。
 最大速! 体がパイロットシートにひきつけられたそのまま、直進。軌道を揺らすことも回避することも考えず、一直線に敵機へと向かった。
 半分は激情。もう半分は…
『夢中になっていやがる!』
 敵は戦いに溺れている!パズトニーの、戦士としての本能がその事実を告げていた。
「油断だな!」
 目前に敵を捉える。
 必勝の気合と共にパズトニーは斬撃を繰り出した。

 
 上の続きです。あんまりそうは見えないでしょうが、宇宙を飛んでるところだと思ってください。
 ドムは下半身が元々大きく、ポーズ的に多少の無理が可能なので
 上からのアングルがなかなか使いやすいです。


 オマケその1.
 オリジナルGMとの攻防。




 みんな! 地球ってとってもいいところだぞ!
 早く帰って来い!
 地球はとてもいいところだ!
 早く、かえって来ーーーーい!!

 …イヤ、なんとなく。

 ちなみに某掲示板に投稿した事のある画像です。
 リサイクル、リサイクル。


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