第7話 〜消えたスーパーストライカー〜 |
っつう冗談はさておき
サッカー王ナトゥレーザが登場しました。
ナトゥレーザ 「やっぱりアマゾンに比べると空気が汚れてるなあ」 |
野生児っぷりをアピール。
彼の登場で中盤の戦いがさらに激しくなりました。
ゴールデンコンビを発動させようにも、翼や岬へのパスが通らない!
これが苦戦の原因ですね。
こんな時のためのサブウェポンが東邦コンビなのですが、
そこからフィニッシュを決めるべき新田のガッツがなかなかたまらず
(隼ボレーはガッツ全部消費)
サリナス君の実力もあり、点を取るのは困難です。
一方のブラジルは中盤をあっさりと制し、攻め込んできます。
シュートを打つのがレオ君ならともかく
サンターナだとまず止められません。
ナトゥレーザのシュートチャンスが少ないことだけが救いです。
こちらはなんとか1点をもぎ取りますが、その直後
サンターナは再びスカイウイングを決めます。
再び1点差。もはや絶体絶命か
そのとき!
翼に渡ったボールを日向が呼び戻します!
日向 「行くぜ、これが俺の雷獣パスだ!!」 |
前方を走るゴールデンコンビに向かって雷獣シュートを放つ日向!
真後ろから来るボールにツインシュートをあわせるゴールデンコンビ!
三つの力が一つになれば
一つの正義は100万パワー!!
さすがのサリナス君も100万パワーにはかなわず、1点をゲットしました。
4−4
しかし同点はゲームオーバーという厳しいルール。
何とか後1点を……
サンターナ 「そろそろ遊びは終わりにするか、レオ」 |
レオ 「ああ、サンターナ」 |
な、なんと!?
奴等はまだ力を温存していたのか!!!
ブラジルの黄金コンビは誰にも止められず、そのまま1点献上。
駄目押しの得点をとられ、4−5で敗北。
さすがブラジル。一筋縄では行きません。
再試合
後半から何度も再試合をするのですが、やはり後一歩及ばず。
仕方なく前半からやり直します。
ナトゥレーザのいない前半にせめて1点はリードしておきたいものです。
何度も負けたおかげも有って、少しずつですが攻略法が見えてきました。
まず、サンターナの近くにボールを送らないこと。
翼は多くの場合、サンターナの密着マークにあっていますので
翼に頼り過ぎないほうが身のためでしょう。
まさに試合前、ロベルト本郷が言っていた
『一人の選手を中心にすること』の弱点をつかれていたわけですな。
そしてディフェンス面ですが
相手は何故かドゥーゴ君にパスをあわすことが多いような気がします。
まあこの辺は気休めですが
三杉のドライブシュートが比較的早い段階に決まり、優勢の日本。
さらにボールを持った翼がデモ必殺技を発動します。
翼 「ここから決めるしかない……」 |
日向にアシスト、岬に上げる、という選択肢が発生しました。
岬に上げて見ました。
すると上げたボールに翼君は自ら追いつきます!
翼・岬 「ダブルオーバーヘッドだ!!」 |
オーバーヘッドツインが炸裂!!
一点確実か!!
ああっ!?
サリナス君、ボールを弾いた!!
オーバーヘッドツインが止められた−−−!!
サリナス 「クッ、キャッチできなかった!」 |
ボールはまだ生きている!
ああッ!!
こ、このボールに飛びついたのは……翼だー−−−ッ!!
翼 「俺の体ごとゴールに押し込んでやる!」 |
こっ、これは大空翼の最終兵器!
スカイダイブシュートが炸裂ーーーー!!!
ゴーーーーーーーーーーーーール!
2対0!
前半は残りわずか
ナトゥレーザの登場に備えて十分な点差を作った日本!!
有利の流れのまま前半を折り返せるか?
前半43分30秒。敵のボールを翼がカット。
そのままゴールデンコンビに繋がるが……
ここでゴールデンコンビをサンターナが阻止するイベントが発動してしまった!
後1ターンで前半終了というところでサンターナに1点を奪われ、
1点差で後半を迎える全日本。
後半、ナトゥレーザが登場しました。
やはり中盤では苦戦を強いられます。
そしてナトゥレーザがドリブルで上がる!
ナトゥレーザ 「ツバサ・オオゾラだね?」 |
ナトゥレーザと翼が一騎打ち!
しかし翼、破れる!
ナトゥレーザ 「二段フライングドライブシュートだ!」 |
ゴールネットを揺らすナトゥレーザのシュート!
2−2
後1点取らなければ負ける!
ここで決めるのは翼か、日向か、三杉か!
決めたのは……
新田瞬!
東邦コンビから繋がる浮き球に合わせ、隼ボレーが炸裂!
勝利をもぎ取りました!
日本、ブラジルに勝利!!!
試合後
ナトゥレーザは翼をライバルと認め、サッカーの奥深さを知って世界に旅立つことを決意します。
サンターナは破れはしたものの、試合を楽しめたことに満足しているようです。
そしてロベルトは……
ロベルト 「そうだ……お前のその目。永遠の夢追い人の瞳。 はじめてあったときから、お前は夢に向かって走りつづけていた。 そして今、お前は俺の前を走り抜けていく……」 |
ああ、弟子が師をこえていく
ロベルト 「まだだ……まだ抜かせはしない。 俺とお前は…… 同じ道を共に走り続けていくんだからな!」 |
そして師から強敵(とも)へ。
感動の展開でブラジルを後にします。
さあ、久しぶりの日本へ帰還です。