序章
〜翼は再び思い上がる〜

ゲームがスタートします。

まずは回想シーン。今となっては懐かしいJrユース大会です。
優勝した日本の選手が紹介されていきます。
そして3年後……
ブラジル・サンパウロFCに所属する大空翼。
インターナショナルカップなる大会に向けて、日本に召集されました。
一方、恩師ロベルト本郷はブラジルユースの監督として選ばれました。

ロベルト
「つまりお前とは敵同士になわけだ。
残念だが、お前の夢を
かなえさせてやるわけにはいかない」

今、師が最大の敵として立ちはだかる!

ロベルト
「お前のチームメイトを連れて、一度練習試合に来るといい。
お前が目指すものがどれだけ無謀なものか、よくわかるはずだ」

このゲームのゴールは、ブラジルとの練習試合なのか?
練習試合ってのがちょっと気になりますが。

そして翼は日本へ。
日向、岬、若林……
懐かしい顔ぶれが待っているはずです。


日本

帰国した翼をチームメイト達が迎えます。

石崎、修哲トリオ、高杉、立花兄弟、岸田、中山、森崎

立花
「見た目は変わって無くても、
ブラジルに行ったお前と同じくらい
中身は成長したんだぜ」

「あはは、久しぶり」

あははじゃなかろう翼!

そりゃ、ブラジルで活躍していた翼にとっては
立花ごときが『成長した』なんていってもギャグとしか思えないかもしれませんが
せめて「期待してるよ」とかいえないんですかね、この男は。


「ところで日向君や岬君、若林君は?」

そうです。肝心の奴等が見当たりません。

石崎
「ああ、実は……」

説明しようとする石崎君


「そうか、既に練習をしてるんだね」

聞こうともしない翼君。

ガモウ
「奴等はいない」

なんと、主力が全員いない?
まさか原作どおりガモウ監督が追い出したのか?
と、思ったら

ガモウ
「俺はこの大会に向けて選手たちを招集した。
ここにいる奴等はすぐに俺のラブコールに答えてくれたが
他の奴等はなしのつぶてだ」

よほど人望がなかったんでしょうね。
ふらのの小田君や武蔵の本間君がいないのもきっとその所為でしょう。
それとも最初から召集されてませんか?

翼は各地に散らばっている選手たちを集めるために旅に出ることにします。

石崎
「そうだよな。俺たちだけじゃ不安だもんな」

そのとおりだよ。


「違うよ。そんなわけじゃない」

嘘つくな翼


「強さとかじゃなく、全員で戦わないと意味がないんだ」

召集に応じなかったのが本間君と小田君だけでも同じこといえますか、翼君。

ともかく、ガモウ監督も許可してくれました。

ガモウ
「俺はお前さえいれば闘える戦術を考えているが
こいつらじゃあこころもとない」

と、言って全員分の飛行機のチケットを渡します。
ここでガモウ氏の言った内容をまとめると

選手たちがいると思われる国に全員で行く。
そのついでに、その国のユースチームと練習試合する。

という話だそうです。

最初の対戦国はタイ!

さっさと日本を出発です。


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