FF3-モンク
〜ソウルキャリバー6 クリエイション魂〜
初代から続く格闘系ジョブ!
モンク=格闘家という認識をゲーマーに植え付けた元凶。それが彼らです。
本来モンク=修道士であり、僧侶寄りの言葉なんですが、修行僧=少林寺=拳法家という連想ゲームからすっかり素手で殴るキャラとして定着。
ある意味罪深い存在かも……?
FF3のモンクはメジャージョブの割にドット絵から読み取れる情報が少なく、苦労しました。
移動時ドットを見ると脚は素足……? 戦闘シーンでは肩当つけてる……?
考えてるうちにイメージが明後日の方向に飛んで行ってしまったので一旦中断!
ドット絵そのものではなく、ドット絵から想像した自分の中のイメージを再現する、という方向にシフトしました。
心だ! 心の目で見るのだ!
で、残ったのは「水色+茶系統のカラーリングで、バンダナを巻いた、ちょっとワルっぽい兄ちゃん」のイメージ。
これを出力した結果が、こちら。
バンダナを目立たせるには前髪が垂れていない髪型が必要。
しかしドット絵を見る限り前髪自体のボリュームはむしろ多い。
求められるのは、前髪が豊富で、かつオデコがよく見える髪型!
そんな矛盾を解消するため、マキシの琉球リーゼントを採用!
右側だけボリューミーなこの髪型なら、左から見た時に限ってイメージを再現可能です!
正面から撮ると片目が隠れちゃいます。角度限定!
また、イメージに近づけるため、左側にロングホーンで跳ねた髪を増設してます。もはや常套手段。
肩当は「肩が少し尖ったチョッキ」でイメージだけ残しつつ削除。
ドット絵では生足っぽい下半身は、見栄えを重視して茶色のズボンに変更してます。
流派はヌンチャク使いのマキシ。
モンクもヌンチャク使えますのでイメージはバッチリ。
対戦前画面はこちら。
片目、隠れてます!
油断ない格闘家の構え。
鋭い飛び蹴りが炸裂!
いくぜ、必殺の拳!
クリティカルエッジが炸裂!
レシピはこちら。
今回はデザインをどうアレンジして落とし込むかに時間がかかりました。
全体的な見栄え重視のアレンジか、個々の要素に拘った忠実再現か。
その狭間で悩むのもまた、クリエイションの楽しみよ!
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