第1試合

セリス・マナ vs シャナン・デイジー

 

戦闘データ表

 
  HP vs同性被ダメージ
(死亡までの回数)
vs異性被ダメージ
(死亡までの回数)

vs同性
命中

vs異性
命中

連続 必殺 流星 速度
セリス 71 −15(5) −1(71) 65% 87% 0% 22+20%   16
マナ 42 −5(9)or−16(3) −31(2)or−68(1) 89% 67% 0% 18+20%   17
シャナン 60 −21(3)or−60(1) −25(3)or−55(2) 88% 89% 43% 30+20% 30% 23
デイジー 26 −27(1)or−57(1) −37(1)or−72(1) 52% 53% 0% 7+20%   15

 

試合内容
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カップル大会の開幕戦は、主人公セリス組と悲運の実力者、シャナン組の戦い。
基本能力では圧倒的なシャナンだが、セリスには見切りがある。
シャナンが連続・追撃で切り捨てるか、セリスの一発が出るか。

マナ 「親善試合ですし、楽しくやりましょうね」
セリス 「ま、東方蛮土の王様とグランベル王の違いを見せてあげようか」
マナ 「いや……だから楽しく、と」
ディムナ 「セリスにそんなこと言っても無駄だと思うよ」
マナ 「あ、兄さん、何故ここに?」
ディムナ 「いや、ヒマなんで試合をする以外の面子で解説とかしようと……」
オイフェ 「ふむ。ならば解説一筋16年の私に任せなさい」
ホーク 「フッフッフ。この私が勝敗を予言してあげよう。
   私の感じたビジョンによると、2−1でセリスたちの勝ちだ」
セリス 「いつからエスパーキヨタに弟子入りを……」
デイジー 「ちょっとぉ、シャナン様が負けるわけ無いじゃない」
シャナン 「うむ……一騎打ちなら負けないんだが……」
アサエロ 「デイジーという足手まといがいるからな」
デイジー 「ちょっと兄貴、それが妹に対する台詞?」
オイフェ 「しかしセリス様が見切りを持っている以上、デイジーは何の役にも立ちませんな」
ラドネイ 「私を選んでいれば……シャナン様……」
ヨハン 「おお、ラドネイ! 私への愛は偽りだったのかい!?」
ラドネイ 「ああ」
ロドルバン 「苦労してんなあ」
   
  と、いうわけで……
   
  第1ラウンド開始
   
  1ターン目
   
シャナン 「さて、いきなり行くか!」
セリス 「ふふん、流星剣の無い君に何が出来る?」
シャナン 「何を! 命中だ!」
セリス 「連続すら出ないなら、怖くないね。(残りHP56)」
マナ 「次は私です。いくわよ、デイジー」
デイジー 「ちょっとお、優等生の癖に暴力ふるう気?」
マナ 「これも試合です。えいっ!(ズガガガガッ!)」
セリス 「おお、いきなり必殺か」
デイジー 「必殺じゃなくても倒れるのに……乱暴者〜〜!!!」
マナ 「えっ? そ、そんなこと言われても……」
シャナン 「いきなり一人か……辛いな。」
   
  ここで、恋人が倒れたため、シャナンの命中回避が−10される。
   
セリス 「もう先は見えたね。じゃ、僕の攻撃だ(ズガガガガガッ!)」
シャナン 「……また必殺だと?」
オイフェ 「恋人の支援効果を十二分に発揮していますな」
リンダ 「らぶらぶですぅ」
シャナン 「む、無念……」
   
  シャナン組、屈辱の1ターンKO!
   
セリス 「これが僕の実力だね」
ロドルバン 「恋人のおかげの癖に、なんて偉そうなんだ……」
セリス 「ふん、恋人も作れないのがお前の実力なんだよ」
ロドルバン 「……」
   
  第2ラウンド
   
  せめて1ターン耐えなければ追撃の発動すらできないシャナン。
  だが耐えられれば連続+追撃+2ターン目の攻撃で最大6回攻撃可能。
  5回当てればセリスは倒れるぞ!
   
セリス 「ま、夢物語だね」
シャナン 「夢は叶えるものだとキグナスの聖闘士も言っているだろう」
   
  1ターン目
   
シャナン 「行くぞッ! 命中、連続発動、命中!」
デイジー 「やたっ!」
セリス 「ふん、それが最後の攻撃にならなければいいけどね(残りHP41)」
マナ 「じゃあ、行きます! えぇい!」
デイジー 「うわっ!(回避) ちょっと、また私を殺す気?」
マナ 「こ、殺す気っていうか、試合だから……」
デイジー 「ふんっ、いい子ぶりっこしてるくせに、いざとなればそうなんだ」
マナ 「そ、そんなあ」
セリス 「ま、デイジー一人生きてたって何ができるわけでもないし、
   僕がシャナンを倒せばそれですむことさ。それッ!(通常命中)
シャナン 「よし、必殺さえ喰らわなければ問題ない(残りHP39)」
セリス 「……マナッ! ちゃんと応援してるんだろうな!」
マナ 「す、すみません……」
デイジー 「さあ、こんどはこっちから行くわよ。トウッ!(ズガガガガガッ!)」
マナ 「きゃあ〜〜〜ッ!」
セリス 「マナ!?」
マナ 「ひ、必殺なんかもらったから、死ぬかと思いました……(残りHP26)」
セリス 「………脅かすなよ。死んだかと思っただろうが」
デイジー 「ちょっとお、せっかくの必殺なのに倒れないなんて卑怯じゃない!」
シャナン 「はあ、必殺が出てもこれとは……
   やはり私がやるしかなようだな! 追撃だ!(命中)
セリス 「連続は無しか。しかしちょっと嫌な予感がするな……(残りHP26)」
   
  2ターン目
   
シャナン 「ここで連続命中させればセリスを倒せる!」
デイジー 「頑張れ〜、シャナン様〜!」
シャナン 「喰らえッ! (ザンッ! ザシュシュッ!!)」
セリス 「ウッ! ま、まさか……」
マナ 「セリス様ッ! ああ、やっぱり杖を使っていれば……」
セリス 「………そうだよ。杖を使ってれば見切りを持ってる僕が死ぬことなんか無いのに
   デイジーなんてほっとけばいいのに、マナがウインドで戦ってるから……」
マナ 「ご、ごめんなさいセリス様!!」
シャナン 「作戦ミスに助けられたな」
   
  ここでマナの必殺が無くなり、命中回避に−10となる。
   
マナ 「こ、こうなったらせめて私だけで戦って責任を取らないと……。エイッ!」
デイジー 「あぶなっ!(命中率79で、出目は86)」
マナ 「そ、そんな…… 前のターンと合わせて、命中率約80%が二度も……」
シャナン 「紙一重だったな。恋人補正があれば今のは当たっていた」
マナ 「セリス様……」
デイジー 「よくも危ない目にあわせたわね! この優等生ッ!(命中!)」
マナ 「ううっ、まだ……(残りHP21)」
デイジー 「お〜〜っほっほ! じわじわとなぶり殺しにしてやるわ!」
ディムナ 「さすがいじめっ子」
アサエロ 「相手はグランベルの王妃……貴族だな。よし、許す」
シャナン 「趣味が悪いぞ。せめて一思いに楽にしてやれ。
   私の追撃分の攻撃をマナに向けるぞ。(きらきらきらっ!)
マナ 「あ……」
シャナン 「ズガッ!ザシュッ!グサッ!スパッ!ゲシュッ!!」
シャルロー 「瀕死の相手に流星剣かよ。シャナンの奴、ストレスたまってんのか?」
マナ 「ひ…ひどい……」
   
  デイジーの粘りとシャナンの連続攻撃で、シャナン組、快勝!
   
  第3ラウンド
   
  このラウンドから、マナは杖を使用。先ほどのミスに学んだ軌道修正だ!
  ちなみに武器の重さが0になるので、マナの回避が+4されたぞ。
   
セリス 「攻撃は僕一人で十分さ。シャナンもデイジーも切り刻んでやるよ」
デイジー 「ちょっとちょっとちょっと! か弱い乙女を切り刻む気?」
セリス 「問題ないね。さっき僕が倒れてる間に切り刻まれてたのが一人いるし」
ロドルバン 「へえ、セリスの奴、敵討ちモードだぞ」
オイフェ 「親の敵も真面目に相手しなかったくせに……」
マナ 「頑張ってください、セリス様」
シャナン 「ううむ、さてどう攻めるか……」
   
  1ターン目
   
シャナン 「回復があるから、モタモタしてられんな……ハッ!セイッ! 連続命中!」
セリス 「フン、今や無敵のこの僕を倒せるとでも思ってるのかい?(残りHP41)」
マナ 「セリス様、回復です(ライブ。魔力+10=32回復)」
セリス 「ふふん、どうだシャナン(HP全回復)」
シャナン 「まだ追撃がある」
セリス 「ハンッ、無駄だね。じゃ、こっちから行くよ」
シャナン 「甘いッ! 剣の腕ならお前に負ける道理は無い!(回避)」
デイジー 「さーて、私は無抵抗のハイプリーストを攻撃しようかな〜 それ!」
マナ 「負けません!(回避)」
シャナン 「まずいな。回復役のマナを倒せば活路が開けると思っていたが……」
セリス 「言っとくけどデイジーじゃ、必殺3回当てないとマナを倒せないよ」
シャナン 「………やはり私一人でやるしかないな。追撃だ!(ザシュッ、ザシュッ!)」
セリス 「くそっ、調子に乗ってまた連続出しやがって(HP41)」
ロドルバン 「個人戦ではサイコロ運悪かったのにな」
シャナン 「これが本当の実力だ」
   
  2ターン目
   
シャナン 「さあ、もう一度行くぞセリス!(シャッ! ザンッ!)」
セリス 「また連続か! だが1回目は避けたぞ(残りHP26)」
マナ 「セリス様、頑張ってください!(ライブ 32回復)」
セリス 「ねえ、シャナン。空しい努力だと思わない?(残りHP58)」
シャナン 「それでも確実にダメージは与えているのだ。いずれ倒せる」
セリス 「そうだといいね。じゃ、僕から攻撃をプレゼント」
シャナン 「剣の勝負なら負けんといっているだろう!(回避)」
マナ 「ううっ、さすがに回避力が高いですね。セリス様の攻撃は65%……」
デイジー 「解説してるヒマはないわよ! えい!(ズガガガガッ!)」
マナ 「きゃっ! ま、まだまだ!(残りHP26)」
シャナン 「私も必殺が出せれば決着は既についていたのだが……。
   まあいい。追撃だ。残りHP58なら、後4回当てればこっちの勝ちだ。
   この攻撃と次のターンの攻撃、両方連続命中なら勝てる!
   行くぞセリス!」
セリス 「これ以上喰らってたまるか!(回避)」
シャナン 「くっ、連続命中すれば勝ちが見えたものを」
   
  3ターン目
   
シャナン 「続けていくぞ!」
セリス 「単発なら痛くないね。(HP43)そろそろツキに見放されてきたんじゃない?」
マナ 「回復です、セリス様」
セリス 「ほ〜ら全回復」
シャナン 「クッ……せっかく追い詰めたのに振り出しに戻ったか。
   だがダメージを受けていないのはこちらも同じだ」
セリス 「なら、一発でけりをつけてやるよ!(ズガガガガがッ!)」
シャナン 「しまった!?」
デイジー 「あーっ、シャナン様!」
セリス 「さっきの恨みは晴らしたよ。ま、作戦さえミスしなければこんなものさ。
   さて、残るはデイジーのみ……」
デイジー 「ウッ……。よ、寄るな〜!寄ってきたら、こいつを殺すわよ!(攻撃!)」
マナ 「そんな手にはかかりません!(回避)」
   
  4ターン目
   
セリス 「さあ、とどめだ!(ザシュシュシュッ!)」
デイジー 「ううっ、止めなんて刺さなくても勝ちは決まってるのに……」
   
  攻撃と回復がかみ合って、セリス組、勝利!
   
  結果:2−1でセリス組の勝利!
   
ホーク 「フッフッフ。私の予言のとおりの結果になっただろう」
セリス 「作戦さえミスしなけりゃ、3タテだったけどね」 
ロドルバン 「でも、作戦変更した3ラウンド目も、
   2ターン目の終わりと3ターン目のはじめで連続ヒットしてたら
   シャナン様たちの勝ちだったぜ」
セリス 「そんな偶然が続くわけ無いだろ」
オイフェ 「ともあれ、今回はセリス様の『見切り』が光った試合でしたな。
   シャナン王子も次回以降は流星必殺で活躍が期待できます」
ロドルバン 「じゃ、次の試合まで、一休みだ」