画像はFF3です ファイナルファンタジーV 〜赤魔道士一人旅〜 画像はドッツです

20:大森林、血に染めて

大森林へ?

 ギードの洞窟を経てクリスタルの眠る大森林へ。
 命がけでバリアを破ったのにエクスデス城が放置状態でゼザが哀れ。
 
 ちなみにギードの洞窟は変身爺さんメタモルファの名産地。
 召喚獣など、様々な姿に変身して楽しませてくれますが、ドラゴンゾンビーに変身してゾンビブレスを吐かれると即死級ダメージなので要注意。
 他の形態の時にスリプル&ポイズンで固めてしまえば安全ですが時間がかかるので逃げます。


BOSS:カトブレパス
 大森林に行く前に、寄り道してカトブレパスを倒しておきます。
 カトブレパスは「悪魔の瞳」で敵を石化させる召喚獣。
 敵として出現した際も、やはり「悪魔の瞳」を使う強敵です。
 現時点はおろか、赤魔の装備で石化を防げるものはこの先も一切無し!
 一見すると勝ち目が無いように見えますが……常に抜け道を用意してあるのがFF5というゲーム。
 ここではカトブレパスが悪魔の瞳を発動する条件に注目。
 しばらく戦ってみましたが、カトブレパスはどうやら「ダメージを受けた際のカウンター」としてのみ、悪魔の瞳を使うようです。
 ならばこちらから攻撃しなければいい。
 攻撃せずに敵を倒すなら、そう、もうお馴染みの「ポイズン!」(ぼっぼっぼっ)
 あとは待つだけ。最高だよポイズン
 あまり使うつもりも無いですが、カトブレパスをゲット。
生きてる森
 大森林の地方へ。
 ムーアの村ではエアナイフ、光のローブなど様々な装備を購入できますが、割と微妙なモノばかり……。
 エアナイフなんてグレートソードより攻撃力が低い武器が今更手に入ってもねぇ……。風属性を強化した場合とか、忍者やシーフなら有効活用できるんでしょうけど。
 珍しい風属性武器なので一応、購入はしておきます。

 大森林ではミニマジシャン、マモンなどが大挙して押し寄せてきます。
 どう見ても木のバケモノであるマモンには、何故かやっぱりスリプルが効きます。
 丑三つ(略)

 全体的にはスリプルで眠らせてから叩けば安全なんですがとにかく時間がかかりすぎ。
 金の髪飾りのおかげで攻撃魔法連発もできるんですが、威力が中途半端なのでこれも微妙。
 倒せないほど強い敵もいないんですが、面倒なので逃げながら前進。

 最奥部近くでモーニングスターをゲット。
 フレイルと同じく防御力をほとんど無視する上に後列から攻撃可能な特殊武器。
 攻撃力の数値こそ低いですが、今の赤魔にとっては有り難い武器です。
 実際、これで殴ると後列からでも300〜800ぐらいのダメージ。
 前列で剣で斬っても500〜600ダメージ程度ですから、なかなかのもの。

 そして最奥部。ちょっとした火事のイベントが起きます。
 ここで「イージスの盾」「フレイムシールド」の二択となるのですが
 どちらも装備できない赤魔にはどうでもいい話です。
 あと、フレイムタンとかいう棒切れも拾いました。いらね。

 外に出て一旦セーブしてから大森林のクリスタルを守る「封印を守るもの」との対決。
 レベルは32です。
BOSS:封印を守るもの
 このボスは通常プレイでも制限プレイでもかなりの強敵として知られています。
 4体セットで登場する上、HPが3000以下になると特殊モードに突入し、毎ターン強力な全体攻撃をしかけてくるのがその強さの秘密。
 相手が複数だからといって、迂闊に全体魔法で攻撃を仕掛けていると、4体が一斉に特殊攻撃モードに切り替わって大惨事となります。
 逆に言えば一体ずつ攻撃すればそれほどの脅威ではありません。そう。通常プレイでは。

 一人旅では一体ずつの特殊モードでも十分な脅威です。
 4体いるうち「水」のアクアブレスと「地」のアースシェイカーは400ダメージ程度なのでともかく、「火」のファイガと「風」のエアロガは最悪の攻撃。
 特にファイガは1600ものダメージで即死。エアロガもHPが920程度しかないのに900弱のダメージ。
 何故この二つだけ攻撃力が高いかと言うと、元が単体魔法だからなんですね。
 本来、威力を半減させて四人にかけるところを一人に集中してかけますので普段の倍ダメージを食らうわけです。
 イージスの盾があれば魔法を回避しつつ戦うこともできるんでしょうが、赤魔に盾は使えません。
 シェルでも使えれば楽になるんでしょうが赤魔は魔法レベル3までです。
 実に厳しい!

 ちなみにSFC版での一人旅では、ここで第一世界からのやり直しになりました。

 赤魔一人旅では、ここを攻略可能にするアイテムはただ一つ。
 第一世界に売っている炎の指輪です。(レッドドラゴンからも盗めますが)

 これでファイガは怖くない!
 それどころか、このファイガが強い味方になってくれます。 
 つまり、「火」を特殊モードにしたまま放置しておけば、毎ターン自動的にHPを全快させてもらえるわけで……
 この回復のおかげで「水」「土」は楽に撃破できます。
 ちなみに「炎の指輪装備だからアクアブレスで死ぬんじゃないの?」と思ったアナタ。
 アクアブレスは水属性に見せかけて「砂漠の敵に特効をもつ無属性魔法」です。

 残る「風」も同様に倒したいところですが、「風」はもう一つ大きな特徴を持っています。
 すなわち、「風」を名に関するだけあってすばやさが高いこと!
「火」より「風」の方が早いので、長々と戦っていると、どこかのタイミングで「風」が2連続行動をします。
 特殊モードでこうなると死亡確定。
 この2連続行動の周期がめぐってこないように、「風」は特殊モードに突入後、可能な限り迅速に片付けねばなりません。
 数えてみると2回行動は4〜5ターンに1度ぐらい。
 赤魔の攻撃手段は「モーニングスター」……ダメージはぶれ幅が大きいので300〜800。
 おそらくはHP3000を削りきるのに5回以上攻撃が必要です。
 これではちょっと遅すぎる。
 よろしい、ならばダンシングダガーだ!
 剣の舞で一気に削り取る作戦です。ラミアのティアラ、ここでも大活躍。

 具体的にはHPが3000付近になったら「風」が2回行動するまで待ち、その直後にダンシングダガーに持ち替えて攻撃。
 もし剣の舞以外だったらすかさずハイポーションで相手を回復。特殊モードから通常モードに戻し、とにかく特殊モード移行のための「最初の一撃」を剣の舞で決めるように仕組みます。
 これで大幅に削っておけば、あとはグレートソードに持ちかえて2回の攻撃で倒せます。
 肝心の所でミスしたりしない限り、多分間に合うでしょう。

 さあ実践。
 まずは「火」を特殊モードにして「エアロガ!」あれっ?
 ……攻撃する相手を間違ってました。全滅。
 見た目で判別できないんだよこのボスは……
 
 今度は間違いなく「火」を弱らせてファイガモード、オン!
 「水」「土」を問題なく倒し、ライブラでHPを確認しながら「風」を弱らせます。
 ライブラはこういう敵に使うべき魔法なんですね……。
 3000ギリギリまで削ったら「風」の2回攻撃直後に作戦開始。
 1回目。通常攻撃だったのでハイポーションで戻します。また2回攻撃を待ちます。
 2回目。またも通常攻撃。ハイポーション。また2回攻撃を待ちます。
 3回目。ミステリーワルツ。MP攻撃なのでハイポーションは不要。また2回攻撃を待ちます。
 4回目もミステリーワルツ。
 5回目でようやく剣の舞。
 あとはミスが出ないことを祈ってグレートソードで攻撃!
 見事に2発で仕留め、エアロガの脅威を消し去る!
 これにて作戦終了。
 残った「火」には感謝の意を込めて剣の舞で切り刻みます。
 
 イベントが進み、エクスデス登場。
 ガラフがダッシュでエクスデスに詰め寄り、戦闘画面への画面切り替わりと同時に名曲「決戦」が流れる!

 ……まぁ、GBA版は音源がアレなもんでアレなんですが、ともかく名曲であり名シーンです。

 ちなみにガラフはこの時のために赤魔にチェンジさせておきました。
 イベント戦闘なので攻撃さえできればなんでもいいんですけどね。

 レベル9のガラフ、200ダメージずつコツコツ重ねてエクスデスを倒します。

「な、なぜ死なん!?」

 エクスデスもビックリです。

 ガラフが死亡し、クルルが仲間に。エクスデスは退却。
 まぁクルルもガラフも基本死体なんで、どうでもいいんですが。

 飛竜に乗ってエクスデス城へ。
 ちなみに山に囲まれていたムーアの大森林ですが、エクスデスが岩山を破壊してくれたおかげで飛竜で通行可能です。
 さすがはエクスデス。空気の読める悪役です。

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