画像はFF3です ファイナルファンタジーV 〜赤魔道士一人旅〜 画像はドッツです

18:ギルガメッシュ叙事詩

BOSS:ギルガメッシュ(3)

 飛竜を手に入れたら次の戦場は船上だ!
 エクスデス城に陽動をしかけるゼザ王を追ってサーゲイト海軍に合流。
 そこに襲撃を仕掛けるギルガメッシュ! 3度目の対峙となります。
 今回のギルガメッシュは、あの凶悪技「デスクロー」を習得。
 その強さは悪鬼羅刹の如し!

 デスクローの効果は麻痺&瀕死。
「デス」と名前がついているものの即死攻撃ではないのでボーンメイルでは防げません。 
 回避手段皆無!
 使われる前に速攻で倒すのみなのですが、今回のギルガメッシュはHPが3000減ると回復役のエンキドウを呼びます。
 延々と回復されては速攻どころじゃありませんので先にエンキドウを狙います。
 その間にデスクローが飛んできたら死亡確定。完全に運任せの戦いになる予感。

 ちなみにエンキドウのHPは4000と低めですが、よりによって出現位置が後列!
 物理ダメージが半減されます。剣の舞は狙えません。
 戦士(ギルガメッシュ)が前衛で戦い回復役(エンキドウ)が後衛でサポート。
 あぁ、RPGの基本だ! 基本は大事だよ! 悪には悪のチームワークがあるということか(Byアバンの使徒ヒュンケル)
 さすがに続編でゲスト出演してる奴等は基本からして違います。

 回復だけに目がいってしまいますがエンキドウ自体も相当厄介な相手で、
 得意技は長期戦を余儀なくさせる「いと」(スロウ)に即死ダメージの「きゅうけつ」(エンキドウの最大HP−現在HPのダメージ)、そしてレベルを半分にして攻撃力を下げる「怪音波」
 1発喰らえば死ねる攻撃が「デスクロー」「いと」「きゅうけつ」と3つも揃ったこの戦い。
 死亡フラグなんてモンじゃありません。死神が群れをなして襲ってくるレベルです。
 
 こちらの装備は、まず吸血対策としてボーンメイル必須。
 HP2000以下で吸血を使ってくれればエンキドウは逆吸収で自滅します。これは割と有名ですね。
 ボーンメイルとセットで回復用の炎の指輪も確定。
 頭装備は剣の舞を期待してラミアのティアラ。
 とりあえず、戦闘開始。

 まずはギルガメッシュを攻撃2ターン目にデスクロー!死にました。ギルガメッシュ容赦せん!
 2度目のチャレンジではエンキドウを呼び出すところまでいきましたが糸を喰らってしまい、ノロノロと動いてるうちにデスクローでエンド。
 後列のエンキドウには魔法で攻撃しているのですが、ロッド込みでダメージ600ちょっと。
 倒すまでに結構時間がかかります。
 その後、何度か戦うもことごとく敗北。
 
 こういう時は絡め手だ!
 今まで何度も窮地を救ってくれた「ポイズン!」効きません。「スリプル!」効きません。
 ならば「コンフュ!」やっぱり効きません。
 こいつら鬼です

 SFC版で赤魔一人旅をやった時はどうしたかというと、結局ロッド解禁して倒してました。
 今回はプレイ条件で禁止なので使えません。
 もはやアビリティを消費するしかないか?

 というか、実際一度諦めてアビリティを使用しました。
 使ったのは「じくう」
 ガルキマセラをも完封した「ヘイスト&スロウ」です。
 これが成功すればギルガメッシュの行動回数は1/4に抑えられます。デスクローの脅威も1/4。
 しかもヘイストはエンキドウの糸に対する対抗手段にもなる、まさに一石二鳥。いや、エンキドウを倒す速度も上がるから一石三鳥。

 あとはギルガメッシュにスロウが効くかどうかですが、抵抗力は無いらしく、あっさり遅くなりました。
 ひたすら攻撃! 「じくう」の効果により魔力が上がるのでエンキドウ退治の魔法攻撃も少しだけ威力がアップします。
 エンキドウを二倍速で倒し、残るは行動回数を1/4にされたギルガメッシュのみ!
 そんな状況でも……運悪く使ってきましたデスクロー!
 ここまで来て全滅か? と諦めかけた時……時魔法ヘイスト&スロウが再び効力を発揮します。
 なんとギルガメッシュが次の行動を起こす前に麻痺から復帰
 そう、スロウが効いているということは「麻痺している間に相手が攻撃する回数」も減るということ。
 ヘイストが効いているということは「麻痺から回復するスピード」も早まっているということ。
 復帰直後にギルガメッシュの行動になりましたが、割合ダメージの「ミサイル」だったため見事に生存。
 ファイラで回復後、再び踊り続けてギルガメッシュを撃破しました。
 時魔法……恐るべし!

 と、まぁ綺麗に結ぶ予定だったんですが、倒した後に別の方法に気づいたため、リセットしてやりなおしました。
 
 この戦闘、アビリティは必要ありません
 使うのは、やはり状態変化魔法です。
 スリプルでも、ポイズンでも、コンフュでもない。ましてやすぐ効果が切れる上に青魔法には大抵無効化されるサイレスでもない。
 その魔法とは、「オールド」
 つまり、古代の剣。
 思えばビッグブリッジでもこいつにお世話になりました。そう、困難にぶち当たったとき、頼りになるのは過去の経験です。
 オールドが効けばギルガメッシュの直接攻撃はかなり弱体化します。ボーンメイル、プロテスをあわせればダメージゼロまで抑えられるはず。

 あぁ、なるほど、と思ったアナタ。FF5中級者です。
 今頃気づいたのかよ、と思ったアナタ。FF5上級者です。
 いやいや、怖いのはデスクローなのに直接攻撃を防いでどうする? と思ったアナタ。管理人と同レベルの素人です。

 そもそも「デスクローを喰らったら負け」という固定観念に囚われていたのが敗因だったのです。
 デスクローの効果はあくまで「麻痺&瀕死」。

 
死因はその後の直接攻撃です。

 直接攻撃のダメージがゼロなら瀕死になろうと麻痺しようと死ぬことはありません。
 ギルガメッシュの行動は「デスクロー」「ミサイル」「通常攻撃」「クリティカル」(防御無視のクリティカルヒットとは異なる、少し強めの通常攻撃)
 ミサイルは割合ダメージ、通常攻撃とクリティカルはともにダメージゼロに抑えられます。
 残るは脅威はエンキドウの「通常攻撃」「かまいたち」「エアロラ」のみ。
 エンキドウも老化させれば通常攻撃はゼロに抑えられるでしょうが、後列なので古代の剣のミスが多くなること、そもそも老化が効くかどうかわからないこと、通常攻撃以外の攻撃は防げないこと、そしてエンキドウのHPが低いことから老化を狙わず魔法連発で倒す方針で行きます。
 エンキドウを倒した時点で実質的に試合終了です。

 作戦を立てたら後は実行あるのみ!
 ギルガメッシュに老化が効くかどうかだけが問題ですが「ぼっぼっぼっ」効きました。 
 さすがに少しは耐性があるのか、あるいは追加オールドの発生率自体が低いのか、5回ほど攻撃してようやくの効果発動でした。
 運が悪いとその前にデスクローです。というかそのパターンで2回死にました。
 後はエンキドウがホワイトウィンドを連発しないこと、または吸血で早めに自滅してくれることを願ってエンキドウを攻撃するのみ。
 運悪く糸と怪音波を喰らいましたが、なんとかエンキドウを撃破。
 残るギルガメッシュはこちらを殺害する手段を持ちません。
 
 ちなみに、老化でレベルが下がると魔法の命中率も落ちるのか、デスクロー自体、なかなか当たりませんでした。
 最後の最後で命中するも、予定通りに敵の攻撃はダメージゼロ。ゆっくり復帰して殴って終わりです。

 アビリティ「じくう」を温存したまま倒すことに成功しました。
 どうせ第3世界ではエルメスの靴があるので「じくう」の需要は今より低くなりますが、残しておいて損はありません。
 エルメスの靴以外のアクセサリを選べるだけでも戦術に幅が出ますし。

 ギルガメッシュ軍団を撃退し、ゼザと共に海底からバリアの塔破壊に向かいます。
 レベルは29。

 なお、ギルガメッシュの前にギルガメにも挑んでみましたが、瞬殺されました。
 それどころかギルの洞窟に出現するアンダグランダ×4すらスリプルが効かないと倒せません。
 実は中断を使ってギルガメの出現をコントロールできないかと企んでいたのですが、いくらなんでもそれはムリだったようです。

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