画像はFF3です ファイナルファンタジーV 〜赤魔道士一人旅〜 画像はドッツです

09:糸と音波とビブロスと

BOSS:ビブロス

 イフリートを倒したら、次は古代図書館のボス、ビブロスです。
 一般的には「イフリートを召還すると怖がって後ろを向く」というヘタレな部分で記憶されているボスですが、赤魔一人旅でのコイツはなかなかの強敵。

 まず、怪音波でこちらのレベルを半分まで下げてきます。しかも、何度も。
 攻撃力も回復力も激減です。
 さらにコンフュで混乱させてきます。
 回避手段なし。効かないこと+低ダメージで復帰できることを祈るのみ。
 攻撃力もかなりのもので、後列でも運が悪いと150ほど喰らいます。
 かまいたちも200以上のダメージですのでかなり怖い攻撃。
 マジックハンマーも強烈です。MPを半減させてきます。長期戦、不可。
 そしてとどめをさすのが特殊攻撃「いと」……効果はスロウです。
 ダメージも無く、通常プレイなら放置しても問題ない攻撃です。が!
 一人旅でスロウ状態になるということは、攻撃機会も回復機会も1/2になるという意味なのです。
 ただでさえキツいのに手数が半分になってはどうしようもありません。

 こちらの攻撃手段として最強なのは炎のロッド装備でのファイラですが、回復に追われてそもそも攻撃する機会が……。
 たとえ攻撃できたとしても、カウンターでプロテス、ドレイン、トードとイヤな魔法が飛んできます。
 ドレインなんか今のレベルじゃ即死ですよ。やってられません。

おめえの出番だ、○○○○!

 強敵、ビブロス。
 ここはアビリティの出番か? ……と、思われましたが赤魔のポテンシャルはこんなものではありません。

 確かにコンフュや糸で手数が減ってしまえば回復だけで手一杯になり、攻撃するヒマがありません。
 では、攻撃せずに敵を倒せるとしたら?
 回復してる間に、相手が勝手に死んでくれたら?
 そんな夢のような話が、赤魔には実現可能なのです。
 それは





「ポイズン!」(ぼっぼっぼっ)






 ……そうです。
 このビブロス、ボスのクセに毒耐性を持っていません!
 毒によるダメージなのでカウンターの心配も不要。
 あとは回復と防御を繰り返すのみ。プロテスで物理攻撃は弱めておきます。
 怖いのはかまいたちの連発とコンフュによる自滅のみ。
 16ターン後、ビブロスは毒のダメージのみで死亡します。

 ポイズンと回復魔法(or癒しの杖)を単独で使いこなせる赤魔の能力が勝因であることは言うまでも無いでしょう。

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